示談は慎重に

By | 2018.03.01

まず交通事故の示談交渉は、交通事故でのお互いの過失割合を明確にし、その過失割合を基に支払う示談金を決定する話し合いのことをいいます。この示談交渉は被害者が無過失を主張するケース以外は、保険会社が代わりに行なってくれます。しかしそうでない場合には、被害者は加害者側の保険会社と直接に示談交渉を行なわなければいけません。このとき相手となるのは示談交渉に関する知識や経験が豊富で交渉力に長けている保険会社の担当者です。

ハンコ交通事故の示談交渉では示談書という交通事故の内容や損害賠償の金額、支払い日などが記入されている書類を作り、被害者と加害者が同意したうえでサインをしてハンコを押すことになります。これで示談は成立、支払い期日に入金されて交通事故トラブルは解決となりますが、一度サインをしてハンコを押してしまえば、示談交渉をやり直して決まったことを覆すことは無理になってしまうのです。

保険会社の担当者は交通事故の示談について詳しいのだから、任せておけば問題ないと思われがちですが、被害者が交渉するのは加害者の保険会社であり、示談金を安く済ませて自社の損失をなるべく少なくしようとします。しかし、交通事故の示談に関する知識や交渉の経験がない方は、提示された示談金が適性であるかのように思い、保険会社の担当者にいわれるがまま示談に応じてしまいます。いろいろと示談交渉で重要な事項はありますが、適正な示談金を受け取りたいのであれば法律事務所の弁護士に相談。これが最低でもやっておきたいことです。