交渉開始のタイミング

By | 2018.03.07

示談交渉示談交渉がスタートするのは、人身事故の場合は治療が完了するか症状固定とするのいずれかに当てはまる状態になったときです。なお、症状固定というのは、これ以上治療を続けても症状の改善が期待できない状態のことであり、その結果として残ってしまった症状のことを後遺症といいます

人身事故被害に遭った方が治療が完了していないまたは症状固定となっていないまま示談がまとまってしまうと、あとで後遺症が出現した場合にその損害賠償の支払いを求めることができなくなってしまう場合があります。示談交渉は一般的に事故後すぐ開始することは可能ですが、慌てて交渉をはじめても被害者側には何のメリットもありません。

とくに注意が必要なのは症状固定で、保険会社が勝手に症状固定を理由に治療費の支払い打ち切りを求めてくることがあります。症状固定は治療を行なっているドクターが判断することであり、保険会社が治療費を払いたくないという理由で勝手に治療費打ち切りを決めていいものではありません。保険会社が無理に示談交渉の開始や治療費の打ち切りを急いでくるような場合には、受け入れる必要はありません。示談交渉をスタートするタイミングも含めて、不利な提案で嫌な思いをしたくないという方は、法律事務所の弁護士に相談・依頼をしましょう。

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